クマの種類に合わせた、薄い組織へのより丁寧な
オリジナルアプローチをご提案します
人体の中でも特に眼の下は薄い組織です。睡眠不足や疲労、ストレスによるうっ血などで血液が黒ずみ、皮膚にメラニン色素が残った状態をクマといいます。クマにもいくつかの種類があるため、種類に合ったより丁寧な治療が大切です。
症状の種類
目の下のクマにはさまざまな種類があります。いつも目の下が黒ずんでいたり、老けてみられることが多かったりなど、症状に合わせた治療方法でクマの悩みを解消します。
茶クマ:色素沈着
色素沈着とは、表皮のメラニン量が増加してしまっている状態をいいます。通常ならいずれ剥がれ落ちるメラニンも新陳代謝が乱れると残って、色素沈着になってしまいます。
考えられる要因
- 紫外線(シミ)
- ストレス・乾燥・摩擦(こすり過ぎ)
- アレルギー性皮膚炎・加齢・化粧品かぶれ
青クマ:血行不良(うっ血)
目の下の皮膚は、顔の他の箇所に比べて1/3程度しかなく、とても薄い(厚さ約0.6ミリ)のが特徴です。また、目の周りには多くの毛細血管が存在し、何らかの理由によって目の周りの血行不良が生じると、黒ずんだ血液(酸素を運んだ後の還元ヘモグロビン)が透けて、青黒く見えてしまいます。
考えられる要因
- 寝不足・疲れ・目の酷使・ストレス
- 冷え・ホルモンバランスの乱れ (生理など)
影クマ:たるみ・凹みによる影
目の下に凹みやたるみがあるために、そこにできた影によるクマのことをいいます。遺伝による生まれつきのものと、加齢によるものがあります。
考えられる要因
- 加齢によるたるみが原因で頬の皮膚と脂肪が重力に負けて落ちてきた結果、法令線が出現し、目の下が凹みます。
- 目の下の脂肪を抑えている眼輪筋がゆるみ、目の下の脂肪が前方に突き出たため、その下に凹みができる。(いわゆる目袋)
- 小じわの影が目立ち、影クマになっていることがある。
- 生まれつき目の下の脂肪が少ない。
クマの治療方法
各種注入療法:影クマに効果的
注入治療
ヒアルロン酸注入
目の下のクマなどの凹みや法令線(口元のしわ)の深いしわ、表情を作っていなくても消えないしわにヒアルロン酸を注入します。注入した直後からハリと弾力が戻り、しわを解消します。
シロノクリニックでは、しわの箇所によって、数種類のヒアルロン酸の中から最適なものを選び注入します。
ヤクレーザーピーリング:影クマ、青クマに効果的 FDA認可
ヤグレーザーの拡散作用で古い角質を除去し、さらに熱作用でコラーゲンを増殖させるため、ハリをもたらし、凹みやたるみを改善します。代謝も促進されるため、血流も良くなります。
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下眼瞼脱脂術:影クマに効果的
下眼瞼脱脂術(かがんけんだっしじゅつ)とは、炭酸ガスレーザーを使用し、下まぶたの裏側から、たるみの原因である脂肪を取り除く治療方法です。このレーザー脱脂術は、脂肪を直接取り除くため、下まぶたに膨らみのある方に特に効果的です。
※恵比寿院のみ適応
熱治療
サーマクール:影クマに効果的 FDA認可
サーマクールは高周波が皮膚真皮や筋肉層に直接作用し、皮膚の表面にダメージを与えることなくコラーゲンの増殖を促す作用があるため、ハリをもたらし、凹みやたるみを改善します。目元には専用のShallow(シャロウ)チップを用います。
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外用薬:茶クマに効果的
WHITE377
メラニン生成を抑えるカギとなる「チロシナーゼ」という酵素の活性化を強力にブロックする成分「WHITE377」を配合しています。その美白力は「ハイドロキノン」の約2,100倍、「アルブチン」の約7,000倍もの効果があります。高い美白効果がありながら、肌への負担が極めて少なく、レーザー治療後の肌にも安心して使え、治療の効果を高める作用まであります。
ハイドロキノン
「ハイドロキノン」は、イチゴ類や麦芽、コーヒー、紅茶など天然にも存在する成分です。メラニンの合成を抑制する働きがあるため、美白治療として単独で使われるだけでなく、レーザー治療後の二次性色素沈着を抑える薬としても頻繁に使われます。また、黒色化したメラニンに直接働きかけて淡色化する漂白作用もあります。
TAクリーム
シミ・くすみの改善に効果的なトラネキサム酸を高濃度(5%)で配合したクリームです。
メラニン生成抑制効果や抗プラスミン効果による炎症抑制効果があります。
治療費
よくあるご質問
Q. メスを使わずに改善はできますか?
A. クマの種類により治療方法が異なりますが、メスを使わずに改善できる治療方法もございますので、ご安心ください
Q. 治療後、元に戻ってしまうことはありますか?
A. クマの状態、治療方法などにもよりますが、加齢によって元に戻ることはあります。そのため、定期的なメンテナンスをお勧めいたします。
Q. 茶クマと影クマが混在しているのですが、治療は可能でしょうか?
A. 混在しているクマに関しても当院で治療が可能でございます。ご状態にあった治療方法をご提案させていただきますので、まずはご相談ください。
代表医師
城野 親德シロノクリニック総院長
- 1988年慶應義塾大学医学部卒業
- 1995年シロノクリニックを開業・総院長に就任
- 1999年ドクターシーラボを設立し、取締役会長に就任
- 2008年企業家ネットワーク 第10回年間優秀企業家賞を受賞
所属学会:日本レーザー医学会、日本形成外科学会、日本抗加齢医学会、日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本美容外科学会
その他:サーマクール認定医、ウルセラ認定医
日常のケア
青クマ
目の周りの血行が促進されることで、青クマは解消していきます。優しいマッサージやツボ押しなども有効です。運動したり、日常生活でも意識的に体を動かすなど、全身の血行が良くなるように心掛けてください。冷え性の改善も大切です。
茶クマ
目の周りの刺激となる行為を止めることが大切です。洗顔やクレンジングはこすらないように、やさしく丁寧に洗い流してください。アイクリームなどで保湿ケアを欠かさないように心掛けてください。
影クマ
加齢と共に皮膚は薄くなり、肌の潤い・ハリをもたらす真皮層のヒアルロン酸やコラーゲンも減少していきます。しっかりと保湿をし、潤いを与えて乾燥から守ってください。また、たるませない表情筋のトレーニングも効果的です。
表情筋のトレーニング
- 大きな口を開けて舌を出し、下を向いたり上に向かって首を伸ばしたりする動作はとても有効的です。また、口を大きく開けて、「あ・え・い・お・う」と発音するトレーニングもお勧めです。
- 日常にできる、良く噛んで食べること、よく笑うことは、毎日のケアとして意識的に行うことも重要です。
安心してご来院ください
治療は痛くないですか?
シロノクリニックでは、独自に研究開発したオリジナルの塗る麻酔をはじめ、ブロック麻酔、導入麻酔、冷風機によるクーリングシステム(冷却法)、鎮痛剤など各種ご用意しております。美しくなることに伴う苦痛を取り払い、快適な美容医療を実現します。
安全ですか?
定期的な医療機器の整備と、安全性の実証された薬剤の提供。患者さまの肌に触れるものはすべて滅菌・消毒することで、クリーンな環境で安全に治療を受けていただけるよう、徹底管理しています。さらに、リラックスできるアロマの香りなどで、患者さまが居心地よく過ごせるよう常に配慮していきます。
初めてなので不安です…
シロノクリニックではカウンセリングをとくに重視しています。お悩みをじっくりとお聞きし、経験豊富な医師が症状を的確に診断します。お一人お一人のお悩み・症状に合った治療をご提案し、無駄な治療をお勧めすることは一切ありません。どんなことでもお気軽にご相談ください。
本当に治るのですか?
治療は、「結果」で応えるものです。シロノクリニックでは、すべての治療をまず複数の医師が体験し、患者さまにとって何が一番いい治療なのか議論を重ね、治療メニューを決定しています。言葉の奥に秘められた患者さまのお悩みを理解し、いかに解決できるかを考え、ベストを尽くします。