目の下のたるみだけを考えた、豊富なアプローチで徹底改善を目指します
顔のたるみの中でも気になる悩みが、目のたるみです。とくに、目の下のたるみは老いを強く感じさせるマイナスイメージを与え、できれば改善したいと考える患者さまが多くいらっしゃいます。種類に合った治療で徹底改善を目指します。
症状の種類
目のたるみの原因
目の下のたるみの原因にはさまざまな要因があります。主だったものとして、下記の4つがあげられます。
老化
一番の要因は老化です。老化により目の周囲の筋肉が衰え、脂肪がたまって下がることによって、目の下のたるみができます。特に目の周囲は皮膚が薄いため、たるみが目立ちます。また、水分を保持するヒアルロン酸やコラーゲンが年齢とともに減少するため、肌の弾力性がなくなることも原因の一つです。
まばたきの回数
最近ではパソコンやスマートフォンを長時間使われる方が多くいらっしゃいますが、これも原因となっています。パソコンなどに集中してまばたきの回数が減少すると、目の周囲の筋肉が衰えて弱くなり、まぶたや目の下にたるみができてしまいます。
体質
体質的な要因としては、目の大きい方や頬骨が張っている方は目のたるみができやすいので、特に気をつける必要があります。
化粧品
油分の多い化粧品も目のたるみの原因となります。これには流動パラフィンという成分が多量に含まれており、濃度の高い流動パラフィンが皮膚の細胞に絡みつき、その重さで目の下が垂れ下がってしまうのです。
目のたるみ治療
目のたるみ治療には、その状態に適したさまざまなアプローチ方法があります。
大きく分けて下記の3つの手段があげられます。
たるみを生み出す原因にアプローチする
レーザーや光治療器で皮膚の活性を高め、コラーゲンの産生を促す治療方法です。症状に合わせて、ヤグレーザーピーリングや目元専用のサーマクールで施術します。
たるみを目立たなくさせる
たるみの部分全体をふっくらさせることで、段差をカバーし、たるみを目立たなくさせる治療方法です。症状に合わせて、ヒアルロン酸注入で施術します。
たるみの原因となる脂肪をとる
下まぶたの膨らみの原因である脂肪を、メスを使わずに取り除く治療方法です。症状に合わせて、下眼瞼脱脂術やメソセラピーで施術します。
症例写真
サーマクール(目元)


施術の説明:メスを使わずにラジオ波(RF派)にて、目の下のたるみ治療を行います。
施術の副作用(リスク):発赤、熱感、内出血、痛み、だるさ、乾燥、痒みなどを生じる場合があります。
施術の価格:165,000円(税込)(深度により治療内容が異なります)
ヒアルロン酸注射


施術の説明:メスを使わずに有効成分を直接注射する治療にて、目の下のたるみ治療を行います。
施術の副作用(リスク):発赤、熱感、内出血、痛み、だるさ、乾燥、発熱、痒みなどを生じる場合があります。
施術の価格:66,000円(税込)(深度により治療内容が異なります)
目の下のたるみの治療方法
たるみを生み出す原因にアプローチする
レーザー治療
目元専用のサーマクール FDA認可
さらに老化が進行した時には、よりパワフルな目元専用のサーマクールで強力に活性化を行います。サーマクールは高周波でしわやたるみを改善する治療方法です。
高周波が皮膚真皮や筋肉層に直接作用し、皮膚の表面にダメージを与えることなく引き締め効果を得ることができます。またレーザー同様、肌の奥底まで届き、コラーゲンの増殖を促す作用もあるため、たるみの大きな原因の一つである皮下脂肪を減らす効果もあります。目元には専用のShallow(シャロウ)チップを用います。
ヤグレーザーピーリング
ヤグレーザーピーリングのレーザー光の80%は、皮膚深部にまで届き、コラーゲンの増殖に直接働きかけます。
また、光の刺激で皮膚の血行や代謝を高める作用があります。
効果がマイルドなので、継続してレーザー照射を受ける必要がありますが、治療を重ねるにつれてハリが高まり、たるみが軽減され、肌本来の潤いをアップさせるのが特徴です。
たるみを目立たなくさせる
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸は肌の乾燥を防ぎ、水分を与えることで、肌にハリを与えてくれる成分です。
1グラムのヒアルロン酸には6000ミリリットルもの水分を保つ力があり、その保水力は非常に高いものとなっています。目の下のたるみは、乾燥が原因となる場合もあるので、その解消のためにも保水力の高いヒアルロン酸は効果的です。脂肪がたまっている場合はヒアルロン酸だけでの改善は難しいのですが、肌の衰えが原因で目の下のたるみが気になる方には適している治療方法です。
たるみの原因の脂肪をとる
下眼瞼脱脂術
下眼瞼脱脂術(かがんけんだっしじゅつ)とは、炭酸ガスレーザーを使用し、下まぶたの裏側から、たるみの原因である脂肪を取り除く治療方法です。このレーザー脱脂術は、脂肪を直接取り除くため、下まぶたに膨らみのある方に特に効果的です。メスを使わないため、縫合や抜糸の必要がなく、皮膚表面に傷がつくことはありません。
また、レーザーには止血作用があるので、著しい腫れや内出血の心配もほとんどありません。
※恵比寿院のみ適応
メソセラピー
メソセラピーとは、皮膚表面からではなかなか吸収できない注射溶液(脂肪溶解成分)を、気になる目の下に注射・注入し、たるみの原因である脂肪を除去します。
脂肪排泄促進注射溶液の主成分であるフォスファチジルコリンはHDL(high density lipoprotein:善玉コレステロール)の構成成分でもあり、静脈内投与によりコレステロールを下げる作用が認められていす。
また肝臓機能保護作用があり肝機能障害がある方の治療に使用されてきた歴史があります。健康に良い報告がありますので、ご安心ください。溶け出した脂肪は血中に吸収され、体外へ自然と排出されるので安全です。過剰脂肪が原因の目の下のたるみには、大変効果的な治療方法です。 また、たるみを防ぐことができるため、エイジングケアとしても有効です。
治療費
よくあるご質問
Q. 手術以外の治療でも目の下のたるみは改善できますか?
A. ご状態により、手術以外の治療でも改善が可能でございます。手術以外の治療の場合はダウンタイムがなく基本的には当日からお化粧していただける治療がほとんどです。
Q. 当日から治療は可能ですか?
A. 基本的に医師の診察の上で当日より治療が可能でございます。(手術のみ治療は別日となります)
代表医師
城野 親德シロノクリニック総院長
- 1988年慶應義塾大学医学部卒業
- 1995年シロノクリニックを開業・総院長に就任
- 1999年ドクターシーラボを設立し、取締役会長に就任
- 2008年企業家ネットワーク 第10回年間優秀企業家賞を受賞
所属学会:日本レーザー医学会、日本形成外科学会、日本抗加齢医学会、日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本美容外科学会
その他:サーマクール認定医、ウルセラ認定医
日常のケア
目の下のたるみに効くケアとして、もっとも一般的な方法はマッサージです。リンパを刺激することがポイントです。
しかし、早く効果があらわれてほしいからと、強すぎるマッサージは逆効果なのでお気をつけください。マッサージは目元の血行がよくなるので、地道に行えばたるみも改善していきます。
マッサージをされる際は、まず摩擦による刺激を防ぐために乳液をお使いください。その後に、目の下のたるみにそって人差し指で軽く押してマッサージしていきます。
こめかみから円を描くように、指の甲で時計まわりになぞってください。反時計まわりでも同様にマッサージをしてください。指の甲がかすかに触れる程度でなぞることがポイントです。
皮膚をかすかに触ることで、目の周りに意識を集中することができます。その後、骨、頬、あごへとマッサージをしていくと効果的です。
また、充分な睡眠をとることや、魚、レバー、にんじん、じゃがいも、大豆など、目に良い食品を意識的に摂取することも大切です。
一時的にできた目の下のたるみをとるには、コットンに氷で冷やした牛乳をたっぷり含ませ、10分程度目に当ててください。これを1日2回ずつ続けると効果があります。
安心してご来院ください
治療は痛くないですか?
シロノクリニックでは、独自に研究開発したオリジナルの塗る麻酔をはじめ、ブロック麻酔、導入麻酔、冷風機によるクーリングシステム(冷却法)、鎮痛剤など各種ご用意しております。美しくなることに伴う苦痛を取り払い、快適な美容医療を実現します。
安全ですか?
定期的な医療機器の整備と、安全性の実証された薬剤の提供。患者さまの肌に触れるものはすべて滅菌・消毒することで、クリーンな環境で安全に治療を受けていただけるよう、徹底管理しています。さらに、リラックスできるアロマの香りなどで、患者さまが居心地よく過ごせるよう常に配慮していきます。
初めてなので不安です…
シロノクリニックではカウンセリングをとくに重視しています。お悩みをじっくりとお聞きし、経験豊富な医師が症状を的確に診断します。お一人お一人のお悩み・症状に合った治療をご提案し、無駄な治療をお勧めすることは一切ありません。どんなことでもお気軽にご相談ください。
本当に治るのですか?
治療は、「結果」で応えるものです。シロノクリニックでは、すべての治療をまず複数の医師が体験し、患者さまにとって何が一番いい治療なのか議論を重ね、治療メニューを決定しています。言葉の奥に秘められた患者さまのお悩みを理解し、いかに解決できるかを考え、ベストを尽くします。