あざの治療は、種類や症状に合わせた医師の的確な診断が重要です
目立つ部分にあるあざや広範囲のあざは、心労やつらい悩みの原因となります。以前は、皮膚移植などの外科的な治療方法しかありませんでしたが、現在ではレーザーを使用して、確実で安全な治療を行えるようになりました。お悩みの払拭を目指して、治療経験豊富な医師が最適な治療を行います。
あざの症状の種類
あざは、医学的に「母斑」といい、皮膚の一部に生じた色や形の異常の総称です。あざの多くは生まれつきですが、中には出生後や、成人してから生じる場合もあります。
生まれつきの場合、また出生後に発生する場合(遅発性母斑)のいずれも、母親の胎内にいる「胎生期」に、体の一部が突然変異を起こしてできるものだと考えられています。しかし、その原因はまだ明らかになっていません。
あざの種類を大きく分けると、黒あざ・青あざ・茶あざ・赤あざ・白あざに分類されます。その他にも、表皮母斑、脂腺母斑などがあり、これらのあざの多くはレーザー治療によって完治させることが可能になってきています。
しかし、あざの種類や症状により治療の方法や回数は異なります。
それぞれのあざに合わせた最適な治療を受けるためには、医師の的確な診断が必要です。
あざとその類似疾患の分類表 | |||
メラニン系異常 | 機能亢進 | 黒あざ | ほくろ(色素性母斑/母斑細胞母斑)、有毛性母斑細胞母斑など |
青あざ | 太田母斑、蒙古斑、青色母斑など | ||
茶あざ | 扁平母斑、遅発性扁平母斑など | ||
しみ・そばかす | |||
色素沈着 など | |||
機能低下 | 母斑性白斑、尋常性白斑、老人性白斑 | ||
血管系異常 | 拡張増加 | 赤あざ | 単純性血管種、ポートワイン母斑など |
いちご状血管腫 | |||
毛細血管拡張症(赤ら顔、酒さ) | |||
リンパ管腫 | |||
皮膚静脈瘤など | |||
機能低下 | 貧血性母斑など | ||
いぼ様あざ | 表皮母斑、脱脂母斑など |
あざの治療方法
レーザー治療
Qスイッチルビーレーザー
治療の特徴
さまざまなしみやあざを治療する強力なレーザー治療器です。特定の色素に反応し、吸収される性質があり、周囲の正常な皮膚・血管を傷つけることなく、皮膚内部のメラニン色素のみを安全かつ効果的に破壊します。
効果
反応したメラニンはかさぶたとなり、かさぶたがはがれ落ちると、新しいピンク色の皮膚が徐々に周囲の肌色に馴染み、しみを解消していきます。
副作用
赤みや腫れ、痛み、痒み、熱感、乾燥、色素沈着などが一時的な反応として生じ、数日残る可能性があります。半数以上に現れる二次性色素沈着は、数か月かけて徐々に軽減していきます。
レーザー治療
Qスイッチヤグレーザー
治療の特徴
皮膚の深い部分にある異常色素を除去するレーザー治療器です。疾患に適したモードを選択して治療を行います。「レーザートーニング」という照射モードは、均一なパワーで照射ができ、炎症を悪化させずにメラニンを少しずつ壊していくことで治療の難しい肝斑の治療が行えます。
効果
しみやそばかす、表在性色素斑や真皮メラノサイトーシスや太田母斑、蒙古斑、タトゥー除去などの深在性色素疾患に対し効果的に治療を行います。レーザートーニングモードでは、肝斑や開いた毛穴、くすみに効果的です。
副作用
赤みや腫れ、乾燥、熱感、痒み、化膿など一時的な反応として生じ、数日残る可能性があります。
レーザー治療
炭酸ガスレーザー
治療の特徴
炭酸ガスレーザーの波長は、水に吸収されやすい性質を持っているため、皮膚組織内の水分に吸収され、一瞬のうちに組織を気化・蒸散させます。盛り上がりのあるしみ、ほくろ、いぼ、にきびなどの治療に有効です。
効果
盛り上がりのあるしみやほくろに対し、レーザー光を当てることで治療部位だけの組織を蒸散させることができます。治療後はテープで保護し、かさぶたが形成されて1週間前後で剥がれていきます。その後、一時的な色素沈着を伴い徐々に解消されていきます。
副作用
赤みや腫れ、痛み、痒み、熱感、乾燥などが一時的な反応として生じ、数日残る可能性があります。二次性色素沈着は、数か月かけて徐々に軽減していきます。
レーザー治療
シナジー FDA認可
治療の特徴
皮膚表面のダメージを最小限に抑えながら血管のみを選択的に破壊して血管系の病変を改善します。皮膚温度を2度以下に保ちながら治療を行うため、痛みとダメージを抑えて効率よく改善していきます。
効果
血色色素分解効果により、毛細血管拡張症、赤ら顔、酒さ、単純性血管腫、苺状血管腫、にきび・にきび跡の赤み、ケロイドの改善、殺菌作用によりにきびの改善、メラニン分解効果によりくすみ、色素沈着、くまの改善、コラーゲン増殖効果により小じわ、たるみ、肌のキメ改善、毛穴の収縮に効果が見込めます。
副作用
赤みや腫れ、紫斑、浮腫、熱感、痒みなどの症状が一時的な反応として生じ、数日残る可能性があります。
詳細を見る
レーザー治療
ダイオードレーザー FDA認可
治療の特徴
低出力・低エネルギーのレーザー治療器で、水分や血液に吸収されにくく、皮膚の深部にまでエネルギーが到達します。細胞レベルで新陳代謝の活性化や自己治癒力を高めます。痛みや組織を傷つける心配は全くなく、非常に安全性が高いレーザーです。
効果
新陳代謝の活性化、血行改善、免疫力の正常化、自己治癒力を高める効果により、傷跡や炎症、腫れ、痛み、痒みの早期改善、自律神経失調症の治療にも用いられます。血流が改善することでクマの解消にも効果的です。
副作用
赤みや痒みが一時的な反応として生じ、数分~数時間残る可能性があります。
あざの症例写真
太田母斑
施術の説明:メスを使わずレーザー治療にて、あざの治療を行います。
施術の副作用(リスク):赤み、痛み、痒み、出血、色素沈着、創感染などの可能性があります。
施術の価格:1㎠ 1回 11,000円(税込)
(治療回数は状態により異なります )
色素性母斑
施術の説明:メスを使わずレーザー治療にて、あざの治療を行います。
施術の副作用(リスク):赤み、痛み、痒み、出血、色素沈着、創感染などの可能性があります。
施術の価格:1㎠ 1回 11,000円(税込)
(治療回数は状態により異なります )
扁平母斑
施術の説明:メスを使わずレーザー治療にて、あざの治療を行います。
施術の副作用(リスク):赤み、痛み、痒み、出血、色素沈着、創感染などの可能性があります。
施術の価格:1㎠ 1回 11,000円(税込)
(治療回数は状態により異なります )
単純性血管腫
施術の説明:メスを使わずレーザー治療にて、あざの治療を行います。
施術の副作用(リスク):赤み、痛み、痒み、出血、色素沈着、創感染などの可能性があります。
施術の価格:1㎠ 1回 11,000円(税込)
(治療回数は状態により異なります )
いちご状血管腫
施術の説明:メスを使わずレーザー治療にて、あざの治療を行います。
施術の副作用(リスク):赤み、痛み、痒み、出血、色素沈着、創感染などの可能性があります。
施術の価格:1㎠ 1回 11,000円(税込)
(治療回数は状態により異なります )
黒あざの種類とレーザー治療
黒あざは最も出現する頻度の高いあざで、色素性母斑と呼ばれています。メラニン色素をつくるメラノサイトとよく似た母斑細胞が、皮膚の浅いところや深いところに密集してできます。外見は黒色で、平らなものから盛り上がりのあるものまでさまざまです。
治療方法
レーザー治療では、あざの状態に応じて、QスイッチルビーレーザーやQスイッチヤグレーザー、炭酸ガスレーザーなどを、1か月~3か月に1回程度のペースで照射します。治療後の皮膚の状態が極めて優れているため、きれいに跡を残さずに取りたいという患者さまには最適の治療方法です。治療の度に、あざは徐々に薄くなっていきますが、通常複数回の治療が必要なため、期間が長くかかります。
手術によって切除縫合する場合、 2~3センチの小さな黒あざでしたら1回の手術で取れるため、短期間で治療を終えることができますが、傷跡が残ってしまうという欠点があります。
大きな黒あざでは複数回に分けて手術をしなければならないため、やはり長期間かかることになります。
手術+レーザーの複合治療では、比較的大きな黒あざでも、短期間にキレイに取ることができるためこの方法を行う場合もあります。
医師と十分なカウンセリングをしたうえで、最適な治療方法を選択しましょう。
ほくろのレーザー治療
主に炭酸ガスレーザーとQスイッチルビーレーザーを用います。
炭酸ガスレーザーは水分に吸収されやすいという特徴があるため、皮膚に0.1秒照射しても、皮膚の表面で吸収されて深く入ることがなく、傷をつくることもありません。1~2ミリの小さいほくろの場合、このレーザーを0.1秒ほど、2~3回当てるだけで、きれいに取れてしまいます。
Qスイッチルビーレーザーは、黒色や濃い茶色に吸収される性質があり、ほくろのメラニン色素に吸収され熱を発し色素を破壊します。
どちらの照射時間もわずか1分ほどです。傷跡が残ることもなく、何日もガーゼで保護したり、縫合や抜糸をする必要もありません。
大きいほくろや根の深いほくろの場合は、レーザー治療でも一度に取ってしまうと皮膚に負担がかかりすぎて、凹みが残ることがあります。
大きなほくろや根の深いほくろは、レーザー治療でも複数回に分けて治療を行うことで正常な皮膚に負担を与えず改善できます。
跡を残さないためには、確かな診断と高度な技術が必要です。
炭酸ガスレーザーでほくろが取れるメカニズム
- ほくろに、レーザー光線を0.1秒程度当てる。
- ほくろの組織内の水分が、レーザーの光を吸収して膨張する。このときほくろの周囲の血管は、熱凝固作用で一瞬のうちに固まってしまい出血はまったくない。
- 膨張したほくろの細胞は、内圧によって一瞬のうちに蒸散(破裂して飛び散る)する。このとき、ほくろの深部に色素細胞が残っていれば、さらに数回、完全に色素がなくなるまで、医師が目で確認しながら照射する。
- ほくろが蒸散した後は、新たな皮膚が修復される。
茶あざの種類とレーザー治療
茶あざは複数の種類に分けられますが、よく見られるものを3つご案内します。
扁平母斑
メラニンの増加によって生じる大小さまざまな茶褐色の色素斑で、通常は生まれつき身体中のどこにでも現れます。大きさは4~5センチほどのものが多く、その大きさが変化することはありません。また、色合いも普通は変化しませんが、紫外線を浴びると濃くなることが多いのも特徴です。
悪性化することはありません。
発生頻度的にはあざの中で最も高く、通常しみと間違えたり、よく見かけることの多いあざの1つです。
治療方法
基本的にはどの茶あざでも、それぞれの症状に合わせて、QスイッチルビーレーザーやQスイッチヤグレーザーを照射します。茶あざは紫外線を浴びると濃くなる性質があるため、治療後しっかりした紫外線対策を行えば、より良い治療を得ることができます。
ただし、改善した後再発しやすい傾向があります。
遅発性扁平母斑
見たところは扁平母斑とよく似ていますが、「遅発性」とあるように、生まれつきではなく、思春期前後からあざが現れるのが特徴です。扁平母斑が体のどこにでもできるのに対して、遅発性の場合は8割程度が胸、肩、背中周辺に生じています。
また、色は茶褐色で、やや太く長い毛があざの部分に生えている「有毛性」タイプが多いのも特徴です。
一度症状が固定すれば、それ以上広がることはありません。
治療方法
遅発性扁平母斑は、通常は扁平母斑と同じようにレーザー治療できれいに取れます。しかし、毛包の再生力の強いタイプや有毛性タイプの茶あざの場合は、脱毛処理やドライアイス療法、他の種類のレーザーとの併用など、治療には熟練した技術と判断力が要求されます。
カフェオレ斑
カフェオレ斑 茶褐色(コーヒー色)の小さな色素斑で、レックリングハウゼン病という病気に伴って生じます。通常は、幼少期から、茶あざが5か所以上見られます。 また、皮膚に繊維腫というイボのような大きな腫瘍ができたり、時には脳の中枢神経に異常をきたしたり、貧血、各種のホルモン異常などが起こることもあります。 このような場合は全身的なケアが必要となるため、皮膚以外の症状については、脳外科や内科などの専門医と連携して慎重に治療を行います。
治療方法
茶あざのほか、イボが大きくなったような繊維腫も、炭酸ガスレーザーによる治療で、瞬間的に取ることができます。
赤あざの種類とレーザー治療
赤あざは、皮膚の一部に毛細血管が集中して異常に増え、拡張した血管が寄り集まって、その部分の皮膚に血液がたくさん流れこんで溜まってしまったものです。表面からは皮膚が赤く見える状態で、医学的には血管腫といいます。
赤あざを皮膚の外から指で静かに押してみると、あざの部分に溜まった血液が排除され、色が薄くなるのがわかります。赤あざには数十種類の型がありますが、よく見られる赤あざとその治療方法を5つご案内します。
単純性血管腫
赤あざの中でも、非常に発現頻度の高いものの一つです。いちご状血管腫と並んで小児に多く、生まれつきあるものがほとんどで、一生を通してさほど変化はありませんが、皮膚が盛り上がってくる傾向があります。
出生時に認められ、皮膚表面が平らで、境界が鮮明な赤ブドウ酒色の斑点で、濃淡のムラが少ないのが特徴です。
主に顔面の片側に認められ、色調が一様に赤ブドウ酒色である点で、サーモンパッチと区別できます。大きさ・形とも様々で、直径数ミリのものから顔面の半分に及ぶものもあります。
体の成長に伴って大きくなる為、中年期を過ぎると、次第に色調が濃くなり、隆起してくることもあります。
できやすい部分としては、顔が70%、首が10%です。
原因は不明で、自然消退はしません。
単純性血管腫は遺伝はせず、悪性化もしませんが、目の周囲や顔の広範囲に発生している場合は、眼球への影響も考えられるため注意する必要があります。眼球の奥の眼底で血管腫が生じると、緑内障を併発して視力低下を起こしたり、脳内で石炭化を起こした場合には「てんかん発作」などが生じる恐れがあるからです。
治療方法
主にシナジーを用いて治療を行います。595nmの波長をもつシナジーは、赤い色にのみ吸収される性質があります。肌色の皮膚表面を通り抜け、血管中の赤い色素(酸化ヘモグロビン)に吸収され熱エネルギーを発生し、瞬時に異常な血管だけを選択的に凝固破壊します。その結果、正常な皮膚にはダメージを与えずに、赤あざだけを改善することができるのです。
血管腫が浅いところにあれば、1~2回の治療で改善することもあります。しかしながら、深いところにある場合は5回以上の治療が必要となるため、治療期間が1年以上かかることもあります。この場合、一般的なダイレーザーで完全に消せる血管腫は80%程度ですが、当院のシナジーを使用した治療によって、かなりの程度まで薄くすることができるようになりました。
いちご状血管腫
血管腫の中で最も多く、女児に多く発生するのがいちご状血管腫です。
生後1週間前後の新生児の皮膚に、初めは糸くずの様な細かい紅斑が出現し、次第に盛り上がってきます。表面が苺のように軟らかくプツプツとしていて、局所に熱感があります。
大きいものでも直径数センチまで、稀に顔面の半分位のものもあります。生後6か月~1年位までに最大の大きさとなり、以降縮小し、7才位までに自然消失します。きれいに消失することは稀で、特に顔面にできたものや隆起の大きいものは、色素沈着が生じたり、しわが残ることがあります。
盛り上がりのある腫瘤型といわれるものは、自然に消えたとしても、その跡が火傷跡のように色素沈着したり、皮膚にぷよぷよとした形が残るケースが多いのです。
跡のないきれいな状態にすることを優先する場合、遅くとも生後6か月までに治療を始めることをお勧めします。
また、絶対放置できない状態が、目や口、耳、関節などに生じた場合です。そのままにしておいたために、視力や聴力を失ってしまう危険性があるからです。
治療方法
大きく分けて二つの治療方法があります。
一つはダイオードレーザーをはじめとした低出力のレーザーを用いる治療方法です。低出力のレーザー治療は、盛り上がりの少ない局面タイプの血管腫を消すのに適していて、治療の際痛みや苦痛を伴わないのが利点です。
もう一つはシナジーなど、高出力のレーザーを用いる治療方法です。比較的盛り上がりの大きいタイプや急いで治療を行う場合に用います。低出力レーザーと高出力レーザーを併用して治療を行うと、さらに高い効果が得られます。
海綿状血管腫
この血管腫は、生まれつき皮下組織の脂肪や筋肉の中などの深い部分に生じます。血管が太く、血管腫内に多量の血液を含んでいるために、半球状に盛り上がった軟らかい腫瘍として触れることができます。表面上はいちご状血管腫のように盛り上がっていますが、皮膚の深い部分にあるため色調は淡い紫赤色を示し、表面に糸状の毛細血管の拡張が見られます。指で圧迫してみると、血管内の血液が排除されてしぼんでしまうのが特徴です。急激に大きくなることはありませんが、身体の成長に伴って徐々に大きくなり、自然に縮んでいくことはまずありません。
治療方法
一般的には、炭酸ガスレーザーや通常の手術療法を用いた切除縫縮術(切除縫合とは異なる)、もしくは低出力レーザー治療が行われます。また、血管撮影などの施設のある病院では、血管腫に入り込む血管を詰まらせて縮めてしまう血管閉塞法という手術を行うところもあります。
なお、海綿状血管腫はごくまれに、悪性化して血管肉腫となることがあります。早い段階で専門医の診察を受けることをお勧めします。
正中部母斑(サーモンパッチ)
赤ちゃんの顔、うなじなどに見られる赤あざのうち、新生児などの額に見られるものをサーモンパッチと呼びます。まぶたや額の部分のあざは自然に消えることも多いのですが、眉間やうなじの部分のあざは比較的大人になるまで残ることが多いようです。
将来的に消えるか否かは、赤ちゃんの時点では判断しにくいものですが、あざの専門医に相談すれば、あざの形や周囲の皮膚との境目の具合、色合いなどで、ある程度あざの進行先を予想することができます。
治療方法
自然に消えていく場合、そのまま放置して経過を見るだけでかまいません。残ってしまった場合は、単純性血管腫と同じようにシナジーを用いたレーザー治療を受けると改善できます。
老人性血管腫
非常によく見られる血管腫の一つで、米粒程度の大きさで、少し盛り上がりのある赤いイボ状の形をしています。
名前から、老人にしか見られないような印象を受けますが、子どもにも現れます。通常は、思春期ころから発生しはじめて、50歳くらいになると、ほとんどの人の胸や手足、顔などに出現しています。
70歳くらいでは、ほぼ100%近くの方に出てくるもので、無意識のうちにどなたでも目にしていることでしょう。
治療方法
治療は非常に簡単で、通常は炭酸ガスレーザーやシナジーを1個あたり2~3秒照射するだけできれいに消えます。気にならなければ特に治療する必要はありませんが、気になる場合はあまり数の増えないうちに治療を受けたほうがよいでしょう。
創傷保護テープ(デュオアクティブ)を使用する理由
外傷や手術後の創傷、褥瘡(床ずれ)など、さまざまな原因で生じた創傷に対する治療には、湿潤環境(水分が多く湿った状態)での適切な創傷管理を行うことが推奨されています。症状に応じたさまざまな創傷被覆材が臨床に使用されています。ハイドロコロイド・ドレッシング材は代表的な創傷被覆材で、その一つであるデュオアクティブは、創傷被覆材として真皮層までの創傷に対する適応を持ち、保護、湿潤環境の維持、治癒の促進、疼痛(ずきずきとした痛み)の軽減効果があります。強いレーザー治療後に、このデュオアクティブテープを照射範囲に貼ることで、外部からの細菌の進入を予防し患部を保護します。さらに、湿潤の状態で自然治癒力を促します。このテープをすることで、強い出力のレーザーがあたった肌に跡が残りにくく、よりキレイに改善することができます。
治療後はダイオードレーザーでケア
ダイオードレーザーは、傷跡を早く治したり、腫れ、炎症、痛み、かゆみを取り除くことが可能です。免疫力を正常化させ、自己治癒力を高める効果もあるため、強いレーザー治療後の赤みを抑え、治癒力・回復力を促します。
院内処方薬で相乗効果
炎症止めや美白剤などの外用薬の使用、トラネキサム酸、ビタミンCなどの内服薬の服用によって、レーザー治療の効果を高め、色素沈着を抑えます。
治療費
Qスイッチルビーレーザー、Qスイッチヤグレーザー
方法・範囲 | 料金(1回) |
---|---|
1cm×1cm | 11,000円 |
30cm2以上超えた箇所のみ50%OFF
例)40㎠ 385,000円
=30㎠(330,000円)+10㎠(55,000円(通常110,000円))
※価格は全て税込表示です
あざ治療の副作用・リスク
治療全体に関する副作用・リスク
治療中・治療後に予期しない合併症が生じる可能性があります。
治療は継続的かつ反復的に行うことでより効果を発揮するため、複数回の施術が必要となる場合があります。
治療に対する反応や効果には個人差があり、体質や病変部の状態により治療の効果が微弱または出にくい場合や、治療後の副作用(色が濃くなる2次性色素沈着や瘢痕化、化膿など)が生じる場合があります。
医師による術後の腫れやダメージ、ダウンタイム、内出血の程度、その解消に関する説明はあくまでも平均的な予測であり、同じ治療をした場合でも、過程や回復までの期間、反応の程度、アレルギー反応を含む合併症のあり方などは、体質や病変部の状態により異なります。
レーザー治療の副作用・リスク
赤みや腫れ、乾燥、熱感、色素沈着、痛みなどが一時的な反応として生じ、数日残る可能性があります。
稀な副作用として、水疱形成、痂疲形成、色素脱失、肝斑増悪、瘢痕などが生じる可能性があります。
レーザー治療により現れる可能性のある二次性色素沈着は、数か月かけて徐々に軽減していきます。
よくあるご質問
Q. あざのレーザー治療を行った後の肌はどのようになりますか?
A. 軽い火傷を負ったような、少しジュクジュクとした状態になります。しばらくは赤みやむくみが出る場合もあります。通常は1週間程度で患部にかさぶたが張り、その後かさぶたが剥がれるとなめらかな皮膚が現れます。かさぶたは無理に剥がさず、自然に剥がれるまで触れずに過ごすことが大切です。
Q. あざの治療時に痛みはありますか?
A. 痛みの程度は、レーザー照射時に皮膚を輪ゴムで弾かれたような感覚がします。
Q. あざの治療で、傷ができることはありませんか?
A. 治療の際に、出血したり傷跡が残ったりすることはありません。レーザー光線はX線やガンマ線などと違い、赤外線・可視光線領域の非常に安全な波長の光なので、人体に対する副作用の心配もありません。
Q. 太田母斑を取りたいのですが、どんな治療になりますか?
A. 太田母斑の治療にはレーザーを使用します。あざの色だけに選択的に反応する安全なレーザー治療を、約1.5~2ヶ月に1回のペースで何度か繰り返し、徐々に薄くしていきます。照射後は、患部が日焼けしないよう十分に注意が必要です。日焼けしていると治療ができませんので、日焼けが落ち着いてから治療開始となります。
Q. 太田母斑を消すにはどの位の期間がかかりますか?
A. 太田母斑のレーザー治療は、1回ではなかなか大きな効果が出ず、繰り返し行うことで改善されていきます。範囲や濃さ、どこまで薄くしたいか、そのご希望によって、施術回数や期間は異なります。一般的には2~3ヶ月間隔で、5~6回位以上のレーザー照射を行う事が多いため、1年~2年近くかかる場合が多くございます。
Q. あざの治療後すぐに、化粧はできますか?
A. レーザー照射の直後にお化粧はできませんが、状態が落ち着きましたらお化粧は可能です。治療部位のみ1週間程度お控えください。
Q. あざの治療後、治療部位にガーゼを貼りますか?
A. 目立つガーゼで保護することはありませんが、強いレーザー治療の場合のみ皮膚の回復を早める肌色の特殊なテープを貼る場合があります。大きさは治療範囲を覆う程度です。
Q. 妊娠中でも、あざの治療はできますか?
A. 40年以上に及ぶレーザー治療の歴史の中で、重篤な副作用は報告されていません。レーザー治療が胎児に影響を与えることはないといわれていますが、できるだけ出産後に治療を受けられることをお勧めします。なぜなら、妊娠中は黄体ホルモンの影響でしみが出やすい状態にあり、痛みにも敏感になっていることが多いからです。
Q. あざの治療の副作用はありますか?
A. レーザー光線というと、X線のようなものを想像されるかと思いますが、医療用レーザーは赤外線、可視光線の中からある特定の波長を選び出してつくられた人工的な光線です。紫外線や放射線、X線などの有害光線とは全く異なります。熟練した医師の下で正しく使われている限り、人体に害を及ぼすような副作用はありません。
Q. あざの治療で、傷ができることはありませんか?
A. 治療の際に、出血したり傷跡が残ったりすることはありません。レーザー光線はX線やガンマ線などと違い、赤外線・可視光線領域の非常に安全な波長の光なので、人体に対する副作用の心配もありません。
Q. アレルギー体質なのですが、あざのレーザー治療を受けることはできますか?
A. まったく問題ありません。アレルギー体質はケロイド体質と違い、傷の治りにそれほど影響を与えません。ただし、皮膚炎が悪化しているような場合は、慎重に治療を行う必要があります。皮膚炎を治してから、レーザー治療を受けることをお勧めしています。
Q. あざのレーザー治療を受けたことで、ガンになることはありませんか?
A. レーザー光線は、放射線・X線などの有害光線とは全く違うものです。40年以上に及ぶレーザー治療の歴史の中で、レーザーが原因でガンになったという報告は、世界中で1例もありませんのでご安心ください。
監修医師
医師 徳永 真理 Mari Tokunagaシロノクリニック 銀座
経歴
- 東京女子医科大学医学部卒業、同年 東京大学医学部付属病院研修(内科、皮膚科)
- シロノクリニック入職
- シロノクリニック銀座院 院長に就任
- 銀座院医師として従事
所属学会・資格
・日本レーザー医学会認定医
・日本美容皮膚科学会
・日本抗加齢医学会専門医
その他
・サーマクール認定医
・ウルセラ認定医
・ドクターシーラボ開発顧問&認定医師
代表医師
総院長 城野 親德 Yoshinori Shironoシロノクリニック 恵比寿
経歴
- 1988年慶應義塾大学医学部卒業
- 1995年シロノクリニックを開業・総院長に就任
- 1999年ドクターシーラボを設立し、取締役会長に就任
- 2008年企業家ネットワーク 第10回年間優秀企業家賞を受賞
所属学会・資格
・日本レーザー医学会
・日本形成外科学会
・日本抗加齢医学会
・日本皮膚科学会
・日本美容皮膚科学会
・日本美容外科学会
その他
・サーマクール認定医
・ウルセラ認定医
日常のケア
治療後は、レーザーの熱刺激により肌が活性化したり、敏感な状態になっています。その状態で紫外線を浴びてしまうと、通常よりも吸収しやすく、紫外線の影響をダイレクトに受けてしまいます。
メラニンの生成を促進させてしまうだけでなく、一時的にレーザーでダメージを受けた肌への負担になってしまいます。
UVケアをしっかり行うことで、治療自体の効果にも影響を及ぼします。塗り忘れのないよう注意し、夏場や汗をかいたときはこまめに塗り直してください。
UV&WHITE モイスチャーミルク SPF30 PA++(ドクターシーラボ)や肌が弱い方は、敏感肌用のプロテクションミルク スーパーセンシティブ SPF20 PA+(ドクターシーラボ)の日焼け止めクリームを塗り、しっかり紫外線を防ぎます。
安心してご来院ください
治療は痛くないですか?
シロノクリニックでは、独自に研究開発したオリジナルの塗る麻酔をはじめ、ブロック麻酔、導入麻酔、冷風機によるクーリングシステム(冷却法)、鎮痛剤など各種ご用意しております。美しくなることに伴う苦痛を取り払い、快適な美容医療を実現します。
安全ですか?
定期的な医療機器の整備と、安全性の実証された薬剤の提供。患者さまの肌に触れるものはすべて滅菌・消毒することで、クリーンな環境で安全に治療を受けていただけるよう、徹底管理しています。さらに、リラックスできるアロマの香りなどで、患者さまが居心地よく過ごせるよう常に配慮していきます。
初めてなので不安です…
シロノクリニックではカウンセリングをとくに重視しています。お悩みをじっくりとお聞きし、経験豊富な医師が症状を的確に診断します。お一人お一人のお悩み・症状に合った治療をご提案し、無駄な治療をお勧めすることは一切ありません。どんなことでもお気軽にご相談ください。
本当に治るのですか?
治療は、「結果」で応えるものです。シロノクリニックでは、すべての治療をまず複数の医師が体験し、患者さまにとって何が一番いい治療なのか議論を重ね、治療メニューを決定しています。言葉の奥に秘められた患者さまのお悩みを理解し、いかに解決できるかを考え、ベストを尽くします。