シスペラ(Cyspera®) | 恵比寿院(東京都渋谷区)|美容皮膚科シロノクリニック

シスペラ(Cyspera®) | 恵比寿院(東京都渋谷区)|美容皮膚科シロノクリニック

しみ、くすみのお悩み

こんなお悩みの方に

  • 顔のしみ・肝斑を改善したい
  • 明るい肌になりたい
  • 目の周りや唇のくすみが気になる
  • ひじやひざの黒ずみが気になる
  • 自然な透明感と肌にハリ・ツヤが欲しい

ハイドロキノンを超える!?
次世代型美白剤、シスペラ(Cyspera®)

シスペラは、15分塗布するだけの「美白効果」も「安全性」も高い医療機関専売の強力な美白クリームです。ハイドロキノンの4倍の美白効果と高い抗酸化作用により、しみ、くすみ、肝斑をはじめとする色素沈着に効果的で、VIO、わき、ひじ、ひざ、乳輪などのボディの黒ずみにも効果を発揮します。

シスペラ(Cyspera®)とは?特徴や効果は?

シスペラ(Cyspera®)は、スイスの皮膚科学研究に特化する「サイエンティス社」が開発した、しみや色素沈着改善のゴールドスタンダード、ハイドロキノンに代わる成分「システアミン」を5%配合した、医療機関専売の新しい美白剤です。

システアミンの効果により様々の経路からメラニンにアプローチし、メラニンを作りにくく、濃色化を阻止します。さらに、高い抗酸化作用により、メラニンを淡色化させる作用もあります。システアミンは、もともと体内に存在するアミノ酸の一種であり、肌への刺激が少なく安全性が高いため、ハイドロキノンのような赤み、皮むけといったダウンタイムや副作用の心配なく、美白できることが最大の特徴です。

システアミンはどんな成分?

システアミンは、天然に存在する生物学的化合物で、必須アミノ酸であるシステインの代謝産物で「人体にも存在」します。特にヒトの乳汁に高濃度に存在し、内因性の抗酸化剤として働いているものです。
1960年代にはすでに、システアミンが皮膚の色素沈着においてハイドロキノンより優位に作用し、強力な効果があるということが「黒い金魚」を使った実験で判明していました。しかしながら、独特な匂いがあるため、皮膚に塗布するにはためらいがありました。また、安定性がまだ確立できないことなどから、実用化には至りませんでした。
その後、2012年、新しい技術の開発によりシステアミンの安定化に成功し、匂いも軽減させることができ、シスペラ(Cyspera®)という新しい美白剤が完成しました。

画像はサイエンティス社の公式サイトよりお借りしています

※画像はサイエンティス社の公式サイトよりお借りしています。

システアミンがしみや色素沈着を改善するメカニズム

シスペラ(Cyspera®)の作用機序

Cyspera®の作用機序

<メラニン形成経路に対する効果>

 チロシン水酸化阻害(チロシナーゼ)
 ドーパの酸化阻害(ドーパオキシダーゼ)
 インドールの重合化阻害(ペルオキシダーゼ)
 鉄及び銅イオン(チロシナーゼの補酵素)反応停止を介するフェントン反応の阻害
 ドーパオキシダーゼを阻害し、ドーパキノンの反応停止(経路からドーパキノンを除外)
 細胞中のグルタチオンを増加させ、ドーパキノンと反応することによりフェオメラニン生成経路を活性化、ユーメラニン生成経路を抑制
 メラノソーム輸送の阻害
強力な抗酸化作用により表層にある濃色メラニンを淡色メラニンに還元

しみの原因となるメラニンは、皮膚表皮の基底層にあるメラノサイトという細胞の中のメラノソームという小さな器官の中で、チロシンという物質が何段階もの代謝経路を経て作られます。メラニンが作られたメラノソームは、メラノサイトから、表皮を構成しているケラチノサイトという場所に移動し、そこでメラニンを放出し蓄積してしまうと、しみとして認識されます。メラノソーム内のメラニン生成経路は、様々な酵素が作用して進行します。シスペラはこのあらゆる酵素を阻害して、メラニンを作りにくくし、グルタチオンという成分を増やすことで、メラニンが黒色化しないように働きます。メラニンを抱えたメラノソームがケラチノサイトに移行するのを阻止(皮膚の表面に行かないように)します。また、皮膚の表面に既に存在するメラニンに対しては、強い抗酸化作用でメラニンを淡色化する作用もあります。

まとめると、シスペラはメラニンがシミになる過程のあらゆる段階で作用するため、それゆえ強力に「シミ・色素沈着の改善および発生抑止」が可能になるということです。メラニン形成経路に対し、これほど多段階的に影響を与える局所塗布薬は他にはありません。

システアミンの色素沈着改善効果や安全性について

① 肝反病変のメラニン指標がシスペラの使用で67%低下

システアミン5%配合クリーム対コントロールでの16週時点における肝斑病変のメラニン指標変化

 肝反病変のメラニン指標がCyspera®の使用で67%低下 

Mansouri et al, 2015, BJD 173(1):209-217
プロトコール:表皮性肝斑患者50例を対象とする試験:16週間毎日塗布:(1)洗顔する、(2)30分後に塗布する、(3)3時間後に洗浄して落とす
注:P0=0.79:P8=0.001:P16=0.0001

② 良好な忍容性 — 生体適合性に優れるため長期使用可能、副作用はごく僅か

 なし軽度中等度重度
乾燥80%20%0%0%
紅斑65%20%15%0%
皮膚刺激80%15%5%0%
かゆみ75%25%0%0%
熱感75%15%10%0%
脱色100%0%0%0%

③ 以下の場合に軽度から中等度の副作用が発生

  • 塗布直前の洗身
  • 長時間の放置
  • 他の薬剤との併用

④ 以下に注意して使用すれば副作用の発生は極めて稀

  • 15分以上の放置をしない
  • 塗布は洗身後1時間以上あける

Farshi et al,2018,JDT 29:2,182-189
Study on 40 epidermal melasma patients
Daily application for 16 weeks:(1)wash face,(2)apply after 30min,(3)wash off after 3hours
※サイエンティスト社の日本語シスペラの資料より抜粋

シスペラは欧米を中心にグローバルに展開しており、その有用性や安全性についてデータがあり、数多くの医学文献が公開されています。

すでに、シスペラは、欧米を中心にグローバルで展開されており、その有用性や安全性についてデータがあり、数多くの医学文献も発行されています。

症例写真

斑点状アミロイドーシスによる色素沈着過剰

シスペラ治療前

使用前

シスペラ治療後

12週間使用後

口唇の色素沈着過剰

シスペラ治療前

使用前

シスペラ治療後

19日使用後

肝斑

シスペラ治療前

使用前

シスペラ治療後

8週間使用後

複雑な皮膚色異常

シスペラ治療前

使用前

シスペラ治療後

12週間使用後

使用方法

1.肌を休めた状態で塗布
洗身後の場合、1時間以上経過してから使用してください
2.シスペラを塗布し、15分経過したら丁寧に洗い流してください
3.しっかりと保湿を行ってください

1日1回夜に塗布し、16週継続して使用します。その後、肌の状態を維持するために週に2回、1日1回塗布してください。

副作用・リスク

赤みやかゆみ、乾燥、熱感などが一時的な症状として生じる可能性があります。

治療費

シスペラ

方法・範囲料金(1回)
1本〈約1か月分〉35,200円(税込)
2本(約2か月分)66,880円(税込)
3本(約3か月分)95,040円(税込)

※価格は全て税込表示です

よくあるご質問

Q. 使用方法・注意点を教えてください

A. リラックスして状態でご使用ください。シスペラは浸透力が高く、洗顔後などのバリア機能が弱まった状態で使用すると副作用がでやすくなる場合があります。デリケートな部分ははじめは5分おく程度にし、徐々に時間を延ばしていくことをお勧めします。また、塗布時間は最大15分を厳守してご使用ください。

Q. どれくらいで効果がでますか?

A. 継続使用16週後に、メラニン指標が67%低下したというデータがあります。クリニックでは、まず16週継続してご使用いただくことをお勧めしております。その後、週に2回ほど継続していただくことで効果の持続が期待できます。

Q. デリケートゾーンの黒ずみの判断基準を教えてください

A. デリケートゾーンの黒ずみは個人差が大きく、生理現象で思春期以降ある程度の黒ずみは誰にでも生じるものです。気になる場合は、早めにシスペラの家運せえリングを受けることをお勧めします。

Q. シャワー入浴後(体を洗った後)すぐに使用した場合はどうなりますか?

A. バリア機能が弱った状態のため、すぐに使用すると刺激を感じる場合があります。入浴後、1時間以上経ってからご使用ください。

Q. 使用期限について教えてください。

A. 開封後12か月以内ですが、成分的に劣化が早い製品ですので、なるべくお早めにご使用ください。

監修:徳永真理

監修医師

徳永 真理

医師 徳永 真理 Mari Tokunaga
シロノクリニック 銀座

経歴
  • 東京女子医科大学医学部卒業、同年 東京大学医学部付属病院研修(内科、皮膚科)
  • シロノクリニック入職
  • シロノクリニック銀座院 院長に就任
  • 銀座院医師として従事
所属学会・資格

・日本レーザー医学会認定医
・日本美容皮膚科学会
・日本抗加齢医学会専門医

その他

・サーマクール認定医
・ウルセラ認定医
・ドクターシーラボ開発顧問&認定医師

代表医師

代表医師 城野 親德

総院長 城野 親德 Yoshinori Shirono
シロノクリニック 恵比寿

経歴
  • 1988年慶應義塾大学医学部卒業
  • 1995年シロノクリニックを開業・総院長に就任
  • 1999年ドクターシーラボを設立し、取締役会長に就任
  • 2008年企業家ネットワーク 第10回年間優秀企業家賞を受賞
所属学会・資格

・日本レーザー医学会
・日本形成外科学会
・日本抗加齢医学会
・日本皮膚科学会
・日本美容皮膚科学会
・日本美容外科学会

その他

・サーマクール認定医
・ウルセラ認定医

シロノクリニックの医師・ドクター紹介

安心してご来院ください

治療は痛くないですか?

シロノクリニックでは、独自に研究開発したオリジナルの塗る麻酔をはじめ、ブロック麻酔、導入麻酔、冷風機によるクーリングシステム(冷却法)、鎮痛剤など各種ご用意しております。美しくなることに伴う苦痛を取り払い、快適な美容医療を実現します。

安全ですか?

定期的な医療機器の整備と、安全性の実証された薬剤の提供。患者さまの肌に触れるものはすべて滅菌・消毒することで、クリーンな環境で安全に治療を受けていただけるよう、徹底管理しています。さらに、リラックスできるアロマの香りなどで、患者さまが居心地よく過ごせるよう常に配慮していきます。

初めてなので不安です…

シロノクリニックではカウンセリングをとくに重視しています。お悩みをじっくりとお聞きし、経験豊富な医師が症状を的確に診断します。お一人お一人のお悩み・症状に合った治療をご提案し、無駄な治療をお勧めすることは一切ありません。どんなことでもお気軽にご相談ください。

本当に治るのですか?

治療は、「結果」で応えるものです。シロノクリニックでは、すべての治療をまず複数の医師が体験し、患者さまにとって何が一番いい治療なのか議論を重ね、治療メニューを決定しています。言葉の奥に秘められた患者さまのお悩みを理解し、いかに解決できるかを考え、ベストを尽くします。