

皮膚の血管にのみ反応するレーザーを使用するため、正常な皮膚にダメージを与えずに解消します。赤ら顔は、放置していると広がったり、色が濃くなってしまう場合があり、早めの受診をお勧めします。

身体には、縦横全身に血管がめぐっているため、これらの血管全てを一本に繋げると、なんと9万キロを超える長さになります(これは地球2周と4分の1の長さに相当します)。血液は、この長距離を休むことなく往復し、心臓から大動脈を通って全身に送り出されています。動脈は枝分かれしながら次第に細くなっていき、最後には極細の毛細血管となります。毛細血管は酸素や栄養素を全身に送り届けた後、やがて数本ずつまとまって太く静脈となり、今度は動脈の場合とは逆に、次第に太くなりながら心臓へ戻っていきます。
血管は目の詰まったスポンジ状の管となっていて、自律神経によって拡張・収縮し、血流量や血流の速度を調整します。血液中の赤血球には血色素(ヘモグロビン)があり、栄養・酸素・体温を身体中に運び、老廃物を持ち去る働きを行っています。
真皮内の血流は、皮膚を通して見えます。唇の中央部から内側は表皮の存在しない粘膜質で被われ、中央から外側はごく薄い表皮で被われています。そのために毛細血管血流の赤さが際立ちます。それと同様に、顔の真皮は毛細血管密度が高く、特に頬は腹部の5倍近く毛細血管が集中しているため、火照りやすく、赤さが目立つ部位なのです。
外気温の低い冬季、身体は体温低下を防ぐため、筋肉を緊張させ脂肪を燃やし、血流を速める都合で血管は収縮します。外気温の低い屋外から暖かい室内に入ると、周囲の温度に合わせて血管は拡張し、血流はゆったりした流れとなりますが、頬の血管は自律神経の作用で更に拡張し赤い血流が皮膚を通して目立つようになるのです。また、人前に出て緊張した時、怒って興奮した時、周囲の温度が上昇した時など、ほんの僅かな刺激でも、顔にある毛細血管が拡張して血液の量が増え、人一倍顔が赤くなってしまう場合があります。


毛細血管拡張症(赤ら顔)の治療は、レーザーでの治療が最も有効的です。緊張や火照りで浮きやすい皮膚の赤みには、ダイオードレーザーによる血行代謝改善の治療を行います。また、皮膚の正面に浮いている糸状の血管や深めの血管には、Vスターレーザーなどを使用して取り除きます。皮膚の血管(血中の酸化ヘモグロビン赤色素)にのみ反応するレーザーを使用するため、正常な皮膚へダメージを与えずに、跡が残ったりする心配もありません。
症状に合わせて、適切な治療方法を医師が判断します。レーザーを組み合わせたり、状態に合わせて設定を変えることで正常な皮膚にダメージを与えずに治療を行えます。
- 症状が強い場合(毛細血管が表面にチリチリと浮いている状態)
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Vスターレーザー
血中の酸化ヘモグロビンに吸収され、拡張して浮いてしまった毛細血管をダイレクトに破壊します。

ヤグレーザー
レーザー光が深部の血管に熱エネルギーを与え、拡張している毛細血管を破壊します。

- 症状が中程度の場合(全体的にぼんやりと赤みがある~若干毛細血管が浮いている状態)
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Vスターレーザー
血中の酸化ヘモグロビンに吸収され、浮いている血管をやんわりと破壊し赤みを改善します。

- 症状が軽い場合(全体的にぼんやりと赤みがある状態、温度差や緊張で赤みが出る状態)
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ダイオードレーザー
- 皮膚の代謝を高め血行改善し、表面に浮いた血管やうっ血した血液をためにくくします。
- 外用薬
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TLローション
- 有効成分プリビナが拡張した血管を収縮させます。
TLKローション
- 有効成分ビタミンKが血栓を溶かし、血液の自然な流れを促しうっ血を改善します。
- 治療後の注意
- 強いレーザー治療後は、カサブタが形成されている場合があります。その場合、化粧は約1週間お控えください。また、効果を出すために強く照射した場合に、内出血や紫斑(しはん) が強く生じる場合がありますが、時間の経過とともに徐々に消失するためご安心ください。レーザー治療後は、抗生物質の内服・外用薬など、炎症を抑えるお薬を処方します。日焼けに気を付け、UVケアをしっかりと行ってください。







毛細血管拡張症は、1807年 Von Graf により最初に命名された疾患です。毛細血管拡張症とは、静脈瘤と併発する疼痛など自覚症状を伴う重症のものから、顔面によく見られる「赤ら顔」と称される軽症のものに対してまで幅広く用いられています。別名「末梢血管拡張症」ともいわれ、形成外科領域で治療対象となる主なものは、とくに顔面が多く、欧米とは多少病態が異なります。
- 病態生理
- 正常な皮膚毛細血管とは、最も細い動脈と静脈の間にある直径約7~10μmの脈管であり、毛細血管壁は単層の扁平上皮細胞(内皮細胞)が並び、これを通じて物質と水の移動が行われます。毛細血管壁の収縮は内皮細胞の収縮と考えられています。
毛細血管拡張症は、血中酸素不足やホルモンバランス、化学物質、感染、全身性要因などにより血流の増加が不可逆(※)的に陥った状態です。手術による侵襲や過度の紫外線の影響、ステロイドの影響、放射線治療後の後遺症などの原因も含みます。
※正反応のみが起こり逆反応が起こらない、もしくは逆反応が無視し得る程度にしか起こらないために、一方向のみに進行する反応を指します。例えば、燃焼も、燃えてしまったものは元には戻らない、これも不可逆反応の一つです。
- 分類・組織
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- 1. Simple type
直径や長さはさまざまで盛り上がりがなく、赤色や青色で枝分かれは見られません。老年のとくに鼻部や頬部に多く見られます。まれに上胸部にも見られます。血管内皮細胞は、一層で筋層や外膜はなく拡張した毛細血管のことです。活発な血流はなく、真皮層に変化はありません。
- 2. Arborizing type
枝分かれがある以外、組織学的にも①と同じで、よく見られるタイプです。
- 3. Spider type
中心の血管より、周囲360度に渡り放射状に枝分かれしていて上肢に多く、比較的まれな症状です。年齢は若く、出産や心疾患、肝疾患に併発する場合があります。卵胞ホルモンとの関連が指摘されています。 「クモ」の胴体といわれる中心部分は暗く、周囲に放射状の足の部分の血管とその間はピンク色になっています。下層を走行する動脈と直接連結していることが多く、顔面、特に頬部では拍動(※)を触れる場合があります。
※ 律動的に収縮・弛緩し、脈を打つことです。
- 4. Papular type
小さく丸い赤色の丘疹状、斑点状で皮膚表面から隆起している状態。大きさは針の頭くらいから直径約1cmくらいまでさまざまです。体幹に多くみられます。
以上、欧米では4型に広く用いられています。
4.以外は、拡張した毛細血管がはっきり確認でき、比較的老齢者に多く見られるタイプです。
- 赤ら顔
- 日本では、比較的若年者に多くみられる「赤ら顔」に代表されるタイプが多く見られます。外見では一本一本の血管を確認できない淡い発赤が終始残存し、周囲の温度変化などえ増強したり減弱したりします。
- 酒さ
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特に鼻や頬、下顎、額などの毛細血管が拡張し、皮脂腺の分泌が亢進しニキビに似た発疹が発現し、油性光沢を帯びます。程度により以下のように3度に分類されます。
第1度 顔面の脂漏と毛細血管拡張を伴った紅斑が見られ、「紅斑性酒さ」といいます。
第2度 さらに毛穴に一致して丘疹や膿疱(のうほう)などを多発するもので、「酒さ性痤瘡(しゅさせいざそう)」といいます。
第3度 結合組織の増殖が加わったもので、多くは鼻背下部から鼻尖(びせん)、鼻翼にかけて凸凹の腫瘤(しゅりゅう)を生じたもので「鼻瘤(びりゅう)」といいます。
- 成因
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先天性
- ・血管性母斑
- ・先天性神経脈管病
- 運動失調性毛細血管拡張症
- Sturge-Weber syndrome
- Maffucci's syndrome
- Kippel-Trenaunay-Weber Syndrome
- 先天性多形皮膚萎縮型
- Bloom's syndrome
- Cockayne's syndrome
- 遺伝性出血性毛細血管拡張症
- ・本態性進行性毛細血管拡張症
- ・本態性全身性毛細血管拡張症
- ・家族性(常染色体優性)
- ・後天性(ホルモンあるいは感染による刺激)
- ・両側性母斑様毛細血管拡張性症候群
- ・瀰漫性新生児血管腫症
二次的皮膚付属器の後天性疾患
- ・膠原病
- 紅斑性狼瘡(特に爪周囲)
- 皮膚筋炎
- 汎発性鞏皮症(特に爪周囲、皮溝の石灰化、嚥下運動不良、肢端硬化症、毛細血管拡張症「CST」syndrome)
- ・その他
- 恒久性毛細血管拡張性斑点状発疹(肥胖細胞症)
- 癌性毛細血管拡張症(転移性嬢瘍)
先行する皮膚疾患の部分症状
- ・酒さ
- ・静脈瘤
- ・基底細胞癌
- ・糖尿病性類脂肪性壊死
- ・血管性多型皮膚萎縮症
- ・毛細血管炎(血管拡張性紫斑)
- ・色素性乾皮症
- ・弾力繊維性仮性黄色腫
ホルモン
- ・妊娠
- ・副腎皮質ホルモン由来
- Cushing's syndrome
- 医原性(全身性、局所性)
- ・卵胞ホルモン(一般的には多量投与)
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身体的損傷
- ・紫外線皮膚炎
- ・放射線皮膚炎
- ・凍傷および熱傷
- ・手術後
- ・外傷や感染



- Vスターレーザー
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- 1照射 2,625円
- 面積(1cm×1cm) 10,500円
- 額 31,500円
- 口の周り 31,500円
- 両頬+鼻 63,000円
- 顔全体 105,000円
- ダイオードレーザー
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症状の範囲により、照射分数が異なります。
- 外用薬
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- TLローション 1本 2,625円
- TLKローション 1本 2,625円


- 寒暖の差が激しいところへの行き来を避けてください
- 温度差の激しい室内外を出入りしているうちに毛細血管は拡張、収縮をして皮膚温度の調節をしますが、この繰り返しで血管の弾力が衰えて収縮力が低下し毛細血管が拡張することで赤ら顔になります。血管の拡張、収縮は主に自律神経で操作され、それにより血流を調節します。自律神経が過敏になると少しの刺激にも毛細血管は拡張し、うっ血状態になり赤ら顔になります
- 刺激の強い食事を避けてください
- 香辛料などの刺激物や、アルコール、カフェインなどは、毛細血管を広げ、赤ら顔の症状を悪化させる原因となるため、お控えください。
- 長湯を避けてください
- 熱いお風呂や長時間の入浴は肌の乾燥の原因になります。赤ら顔などの症状がある場合は症状を悪化させます。
- 肌への刺激・過剰な摩擦を避けてください
- 敏感肌の人は表皮が薄く、肌への刺激や過剰な摩擦がより強く真皮に伝わりやすいため、毛細血管が過敏に反応・拡張し赤ら顔を助長させます。
- 乾燥させないでください(保湿してください)
- 肌が乾燥していると角質層形成が正常に行われません。角質層形成が正常に行なわれないこと自体が、皮膚には刺激となります。過敏な皮膚、は冷たい空気すら「異物の刺激」と感じる場合も多く、表皮への刺激は表皮基底層の表皮細胞から真皮へ伝えられますが、この場合表皮細胞はサイトカイン(細胞から分泌されるタンパク質で、特定の細胞に情報伝達をするものをいいます)と呼ばれる生理活性物質を放出することで、刺激を真皮毛細血管内に伝え、これを受け取った血管内皮細胞は、やや複雑な経路を経て皮膚に炎症を起こさせます。


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- レッドフェイストナー 5,040円
気になる赤みをコンシーラーやファンデーションで隠すのではなく、素肌から本来の自然な肌色へ。皮膚の専門家発、新発想ローションです。
- エッセンスベース 3,675円
気になる部分をカバーするイエロー、血色のよい色白肌に仕上げるピンク、立体感を出すハイライトの3色。肌の悩みや仕上がりの好みによって選べ、理想の肌色へと導きます。
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肌色に合わせて選べる4つのカラーバリエーションは、透明感アップからツヤ感と理想の仕上がりからでもチョイスできます。


治療は痛くないですか?
- シロノクリニックでは、独自に研究開発したオリジナルの塗る麻酔をはじめ、ブロック麻酔、導入麻酔、冷風機によるクーリングシステム(冷却法)、鎮痛剤など各種ご用意しております。美しくなることに伴う苦痛を取り払い、快適な美容医療を実現します。
安全ですか?
- 定期的な医療機器の整備と、安全性の実証された薬剤の提供。患者さまの肌に触れるものはすべて滅菌・消毒することで、クリーンな環境で安全に治療を受けていただけるよう、徹底管理しています。さらに、リラックスできるアロマの香りなどで、患者さまが居心地よく過ごせるよう常に配慮していきます。
初めてなので不安です…
- シロノクリニックではカウンセリングをとくに重視しています。お悩みをじっくりとお聞きし、経験豊富な医師が症状を的確に診断します。お一人お一人のお悩み・症状に合った治療をご提案し、無駄な治療をお勧めすることは一切ありません。どんなことでもお気軽にご相談ください。
本当に治るのですか?
- 治療は、「結果」で応えるものです。シロノクリニックでは、すべての治療をまず複数の医師が体験し、患者さまにとって何が一番いい治療なのか議論を重ね、治療メニューを決定しています。言葉の奥に秘められた患者さまのお悩みを理解し、いかに解決できるかを考え、ベストを尽くします。
