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多汗症のボトックス注射!料金についての基本を知ろう

公開日:2016/09/13 / 最終更新日:2020/12/21

城野 親徳城野 親徳総院長

多汗症のボトックス注射!料金についての基本を知ろう

この記事の目次

  • 多汗症の患者さまから人気の施術「ボトックス注射」
  • 多汗症のボトックス注射には保険適用と自由診療がある
  • 自由診療ではボトックスの注射量を増やせる可能性も
  • 保険適用される場合でも自由診療も視野に入れて検討しておこう

多汗症の患者さまから人気の施術「ボトックス注射」

多汗症とは、体温の調節に必要な範囲を超えて、汗を異常にかいてしまう症状のことです。汗は誰でもかくものですが、多汗症の場合は、日常生活に支障がでるほど汗をかいてしまいます。そこで今、注目されているのが多汗症のボトックス注射です。これは、ボトックスを皮下に注射することで、4~5ヶ月の間、汗の分泌を極めて少なくすることができる施術方法です。多汗症の患者さまにとって画期的な施術方法ではあるのですが、気になるのが、その料金のこと。まずは多汗症のボトックス注射の料金に関する知識を身につけてから、多汗症の治療にのぞみましょう!

多汗症のボトックス注射には保険適用と自由診療がある

多汗症の治療における料金パターンは大きく分けて2種類あります。保険適用と自由診療です。

<保険適用>
保険が適用される治療で、自由診療よりもかなり安い料金(自費負担額は1〜3割)でボトックス注射を受けることができます。ただし、多汗症なら誰でも保険が適用されるわけではありません。対象となるのは、“特別な原因が見当たらないのに日常生活に支障をきたすほど大量の脇汗がでる病気”と判断され、「原発性腋窩多汗症」と診断された方のみです。

<自由診療>
自由診療は保険が適用されず、ボトックス注射の料金をすべて自己負担で支払う診療のことです。こう聞くと、保険適用で受けた方が良いじゃないか、と感じる方も多いかと思いますが、自由診療には自由診療なりのメリットがあります。

自由診療ではボトックスの注射量を増やせる可能性も

自由診療のメリットは、患者さまの体の大きさや汗の量により、ボトックス注射の“量”を増やせる可能性があるという点です。保険適用の場合、打てるボトックスの量の単位が決まっているため、人によって体の大きさや症状が違っても、ボトックスの量は同じになってしまいます。自由診療であれば、患者さま一人ひとりの状態によって、量を調整してくれるケースもあるため、自分に合った施術を受けられる可能性が高くなります。
また、自由診療はアフターケアが充実しているケースが多いのもメリットの1つです。保険適用の場合、治療後、特に効果を感じられなくても保証はありませんが、自由診療であれば、効果が感じられない場合、追加でボトックス注射を受けられることもあります。

保険適用される場合でも自由診療も視野に入れて検討しておこう

料金を安くしようと保険適用にしたものの、効果があまり見られず、何度も施術を受けなければならなくなる可能性もあります。反対に、自由診療で納得のいく治療を1回受けるだけで、終わったため、何度も保険適用で受けた場合よりも、結果的に安く終わるというケースも考えられます。
料金だけでどちらがいいという判断はできません。どの料金形態で施術を受けるか検討するときには、医師と相談しながら、自分が納得できる形を取るようにしましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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