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レーザー脱毛は、「色の波長の長さ」によって「黒」「赤」「青」の色を感知することができます。レーザーの照射によって、黒い体毛はレーザーの熱を吸収し、毛根部分に存在する「毛母細胞」まで熱を伝えます。伝えられた熱によって毛母細胞の組織が破壊されることで、発毛機能が失われます。
体毛は、腋であればおよそ3ヶ月の間に「休止期」「成長期」「退行期」へと変化します。
1.休止期
毛が生えるを準備をしている段階です。毛根が皮膚の中に埋まっているため、皮膚表面から毛が確認できません。
2.成長期
毛が生え、伸びる段階です。毛母細胞の「毛乳頭」を通じて直接皮膚から栄養を受けています。
3.退行期
自然に抜け落ちる段階の毛です。毛乳頭とは繋がっていません。
レーザー脱毛では、毛を通じて「毛乳頭」に熱を送ることで脱毛効果が得られるため、「成長期の段階にある毛のみ」が治療対象になります。 腋の毛周期はおよそ3ヶ月ですが、手や足は約5ヶ月、ビキニラインは約4ヶ月など、部位によって毛周期は異なるため脱毛時には注意が必要です。脱毛したい部位の毛周期に合わせてレーザー照射を行いましょう。
「成長期」の段階にある毛は、多くの部位では全体の毛の7~8割ほどです。しかし、脛(スネ)や腋(ワキ)部分で成長期の毛はおよそ2~3割。部位によって生え変わりのサイクルは異なりますが、2~5ヶ月ほどが一般的な周期です。
そのため、ターゲットとなる部位の毛を全て脱毛の効果を得るためには、1~2年ほどの期間が必要になります。レーザー照射を受けた「毛乳頭」は、基本的に再生されることがないため、レーザー脱毛の効果は半永久的に持続します。
気になるムダ毛を早く無くしたい場合には、早期にレーザー治療を開始することが重要です。レーザー脱毛を検討している方はまず、サロンやクリニックのカウンセリングを受けてみましょう。
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