2012年4月10日発行【月刊ダイバー:5月号】
「検証!あの噂に迫る ダイバーズ都市伝説11 ダイバーは面の皮が厚い!?」にて、シロノクリニックが紹介されました。
2012年4月10日発行【月刊ダイバー:5月号】「検証!あの噂に迫る ダイバーズ都市伝説11 ダイバーは面の皮が厚い!?」にて、横浜院 三宅真紀院長が紫外線の影響、シミについてお答えしました。
- ■掲載された内容について
- 月刊ダイバーはビギナーからベテランダイバーまで役立つ記事が満載のダイビング総合誌。「検証!あの噂に迫る ダイバーズ都市伝説」は、ダイビングにまつわる噂や都市伝説の真偽に迫る連載記事です。
「紫外線ダメージによって皮膚の角質が厚くなるのなら、ダイバーは“面の皮”が厚いということ!?」という疑問に、自身もダイビングを趣味として楽しんでいる、シロノクリニック横浜院 三宅真紀院長がお答えしました。
以下、三宅院長がお答えした内容です。
- ■紫外線が角質層を厚くする
- 紫外線のダメージはシミやシワを誘発するだけでなく、角質を厚くしてさまざまな弊害をもたらすことも事実です。私たちの皮膚は有害な紫外線を受けると本来の再生サイクルが乱れ、代謝が滞ってしまいます。とりわけダイバーは一般の人より紫外線を浴びる機会が多く、海では頭上からの光に加えて、海面からの照り返しも受けるので、街中の何倍もの紫外線を浴びてしまいますよね。すると肌の代謝周期はさらに乱れ、角質層もより厚くなってしまうのです。
ターンオーバーの乱れは加齢も原因で、40歳で40日前後といわれますが、紫外線を浴びすぎて肌を酷使している人ほど異常化しやすいもの。どれくらい乱れているかは自分で実感しにくいですが、「昔よりシミの数が増えた」「肌の色がくすんできた」などと感じるなら代謝周期が長くなった証拠です。
- ■ダイバーが心がけたい紫外線ケアは?
- 一番いいのは、角質ケアとしてピーリングをおこなうことです。ピーリングは表面の余分な角質を取り除き、お肌を28日で正常に生まれ変わらせるのに効果的です。ピーリング後は角質が薄くなるので紫外線のダメージも受けやすくなりますが、日焼け止めさえしっかり塗っていればOK。ダイバーならむしろ、ピーリングケアも取り入れたほうが、肌を健康に保つことができるはずです。
シミの最善の予防策は日差しに当たらないことですが、ダイビングする以上それは難しいといえます。紫外線をお肌に入れないよう、日焼け止めをしっかりと塗り、面倒がらずに1ダイブごとに塗り直して、美白剤やビタミンCなどを継続して摂取することです。さらに、滞った角質はピーリングで取り除き、新陳代謝を正常にキープできれば完璧でしょう。
