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2012年3月1日発行【婦人画報:4月号】
『婦人画報婦人科 今月のお悩み外来「加齢臭」』にて、
シロノクリニックが紹介されました。
2012年3月1日発行【婦人画報:4月号】『婦人画報婦人科 今月のお悩み外来「加齢臭」』にて、恵比寿院 森智恵子医師が加齢臭についてお答えしました。
「婦人画報婦人科」は、婦人画報誌の読者層である40代~60代の女性に多いお悩みについて取り上げる連載コーナーです。4月号の「今月のお悩み外来」では加齢臭について特集。シロノクリニック恵比寿院 森智恵子医師が、加齢臭の原因や治療法、予防・改善のアドバイスなどについてお答えしました。
加齢臭の原因はノネナールという化学物質であることが十数年前に発見されました。ノネナールは、皮脂腺の中のパルミトオレイン酸という脂肪酸と過酸化脂質が結びつくことによって作られます。
中高年に加齢臭が起こるのは、パルミトオレイン酸と過酸化脂質が年齢とともに増加するからです。特に更年期以降、パルミトオレイン酸が増えてきます。
ただし、女性は男性より加齢臭が発生しにくいといわれています。男性ホルモンは皮脂腺の発達を促し、皮脂分泌を盛んにする作用があります。そのため、男性は脂肪酸の分泌量が女性よりも多く、結果的に男性のほうが加齢臭の素であるノネナールの発生量が多くなります。
一方で、女性ホルモンには酸化抑止(抗酸化)効果があります。そのため、脂肪酸が分泌されても酸化しづらく、においにくいのですが、閉経以降、女性ホルモンが激減する頃から、女性にも加齢臭が発生しやすくなります。
また、年齢とともに代謝が下がり、老廃物がたまりやすくなります。それに皮膚がたるんで毛穴が大きくなり、そこに皮脂がたまりやすくなるという面もありますので、女性も注意が必要です。
加齢臭は食生活や生活習慣を改善することで、ある程度抑えることができます。生活の中で活性酸素をできるだけ発生させないことが大事。抗酸化力に優れた食材を摂ることも重要です。また、入浴はシャワーだけで済ませず、湯船でいっそう暖まりましょう。毛穴を十分に開いてから、特に皮脂のたまりやすい頭皮、耳の裏、うなじ、わきの下、足の指の間をよく洗うことが大切です。
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