いびき | 恵比寿院(東京都渋谷区)|美容皮膚科シロノクリニック

いびき

Q. いびきの原因は何ですか?

A. 大きく分けて4つの原因があります。1つめは「口腔内構造の問題」、2つめは「鼻中隔彎曲症など鼻の疾患」、3つめは「顎首の形状の問題」、4つめは「心臓・呼吸器系疾患」です。鼻炎・飲酒などによって一過性で発症する場合もありますが、基本的には気道の広さに依存します。また、肥満や飲酒は、いびき慢性化の原因になります。

Q. なぜ、いびきの治療にレーザーが使われるのですか?

A. レーザーによる治療なら出血がなく精密なので、手術部位以外への熱影響は極めて少なく、手術後の縫合の必要もありません。これらのメリットにより、入院の必要がなく日帰りで治療することが可能です。また、軽い局所麻酔で手術を行うことができるため、負担が少なく済みます。欧米では、数千ものいびき専門のレーザーセンターがあるほど、いまやレーザー治療は世界の常識となっています。

Q. いびきは健康を害することがあると聞きましたが、本当ですか?

A. いびきが体の危険信号といわれるのは、高血圧・不整脈・脳梗塞などの心血管系の異常、さらには慢性疲労・易疲労性・昼間傾眠・口内乾燥・自律神経失調症などを誘発する可能性があるからです。睡眠時無呼吸症などを合併するとその危険性が高まり、重症の方の場合は深刻な問題になりかねないといわれています。最近では、いびきの健康被害についてマスコミ等でも取り上げられ、レーザー治療の要望が増えてきました。

Q. いびきのレーザー治療時に痛みはありますか?

A. スプレーとゼリーを使用し、表面麻酔をかけて喉の粘膜を麻痺。その後、ごく軽い局所麻酔を用いる「3段階麻酔法」により、極力無痛になるように治療を行います。治療中、患者さまは痛みをほとんど感じることはありません。治療後は1週間程度ひりひりした痛みが喉の奥に残りますが、その後は次第に消失します。

Q. いびきの治療後、日常生活で注意が必要なことはありますか?

A. 治療後1週間程度、激しい運動をお控えください。入浴は治療当日のみシャワー程度にお控えください。翌日から入浴は普段通りで問題ありません。

Q. いびき治療後の食事に関する注意点は?

A. 治療当日より食事はできますが、1週間程度は硬いものはお控えください。飲酒も、治療後1週間程度はお控えください。

Q. どのようないびきでも完全に治療できますか?

A. 個人差はありますが、いびきの音がゼロになるわけではありません。治療前を10とすると、治療後は2~3にトーンダウンします。この程度に軽減されれば、“いびきの音”はほとんど気にならないレベルになります。いびき治療で口蓋弓がつり上がり、無呼吸症も解消され、深い睡眠をとることができるようになります。

Q. いびきのレーザー治療が受けられない体質はありますか?

A. 以下の条件に該当する方は、適応にならない可能性があります。予約の際に、ご相談ください。

●70歳以上の方、虚弱体質の方
●極度の高血圧の方(上200以上、下120以上が目安です)
●重度の心臓病の方(重症不整脈・心筋梗塞後など)
●喘息の方(発作が頻発している場合)

Q. いびきの治療後、痛みはありますか?

A. 痛み止めの薬が切れる頃と、喉の乾燥などが原因で、多少痛みを感じることもありますが、7~10日間程度で痛みは徐々に引いていきます。

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